久保田武蔵VSサム・グレコ戦展開予想
12月27日に迫った久保田武蔵VSサム・グレコ
刻一刻と世紀の一戦が近づいています。
世界四冠VS拳獣。
二か月後には、どちらかが立ってどちらかが倒れているなどとは想像もできないような最強VS最強です。
しかし、この世紀の一戦に関してよからぬ噂が立っています。
この試合が八百長ではないか
というものです。
私はこれに関して、断じてそんなことはないと言えます。
なぜなら、
久保田武蔵は拳一つで世界四冠を獲ってきた「漢」だからです。
今さらその漢が、八百長をして自らの価値を下げるでしょうか。
それよりも何よりも。
サム・グレコという最強の男を前にして、世界四冠の心に棲む「獣」がじっとしていられてるとはとても思えません。
仮にグレコサイドからブックを渡されていたとしても、リングに上がれば人差し指と親指を立て、高々と相手に示してくれるはずです。
ちなみに、卑怯な前蹴りを食らった瞬間に久保田武蔵の中の「獣性」が目覚めた試合の動画がこちらです。
久保田武蔵VSサム・グレコ戦の予想
試合は当然ガチであるものとして、展開予想をしてみます。上記動画を見れば一目瞭然のように、久保田武蔵は立ってよし、寝てよしのトータルファイターです。
特に前蹴りが得意なようです。
では、前蹴りでグレコが倒せるでしょうか。
95年のK-1グランプリで、バチェスラブ・スハノブの前蹴りを何度も受けているグレコですが、全くダメージを感じさせません。もしかしたらボディは相当鍛えていて、前蹴りは効かないのかもしれません。
もちろん、K-1の主力選手でもないバチェスラブ・スハノブと世界四冠の久保田武蔵を比較することは、久保田武蔵に失礼ですが…。
ボディが難しいとすると、では顔面はどうか。これはどうやら効きそうです。
97年のK-1グランプリで、フランシスコ・フィリオの左の鍵突き一撃で倒されています。
これで思い出されるのは、久保田武蔵の左フックの恐ろしさです。
なんと久保田武蔵は、海外の試合で、左フックで対戦相手を殺めてしまっているのです。
その殺人フックが決まれば、グレコの意識は一瞬で肉体と切り離されるでしょう。
ただ、久保田武蔵が人間に左フックを決めている動画はどこにも無いのですが…。
2012年11月11日